top of page

Column

ドローンの活用事例とは?撮影をプロに頼むメリットや費用の相場も紹介

公開日:
更新日:

ドローンは、CMや映画の撮影のほかにも、危険な場所の点検や現地調査などでも活躍しています。
個人でのドローン撮影も可能ですが、より高画質で魅力のある映像を撮るために、プロに依頼したいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、ドローンの活用事例や撮影をプロに依頼するメリット、また費用の相場を解説します。
プロへのドローン撮影の依頼を検討している企業の担当者様は、ぜひ参考にしてみてください。

ドローンの活用事例

それではまず、ドローンの活用事例をご紹介いたします。

法人の場合

法人によるドローンの活用事例

・プロモーションビデオの撮影
・動画や静止画広告の撮影
・住宅の現地調査や点検
・大型施設や住宅などの撮影
・建設現場や建物の測量や点検
・農業現場での農薬や肥料の散布

ドローンは、写真や動画の撮影だけでなく測量や点検、農業の現場での農薬や肥料の散布などにも活用されています。
一人あたりの労働量の削減や作業の安全性の改善に大きな効果があるため、法人での活用が広がっています。

以前までは、建設現場で高所からの目視点検が必要なとき、作業者が足場を登って行っていました。
しかし、ドローン撮影で目視点検が可能になったことにより、作業者が高所に登る必要がなくなりました。
そのため、安全性が高まり、人件費も抑えることができるようになったのです。

また、プロモーションビデオや広告動画の撮影でドローンを用いると、迫力のある美しい映像を撮影することができ、会社の魅力をアピールできるでしょう。
さまざまな分野で活躍しているドローン撮影は、近年では現場に欠かせない撮影手段の1つです。

個人の場合

ドローンは法人だけでなく、個人でも活用されています。

個人によるドローンの活用事例

・結婚式の記念撮影
・景色の撮影
・技術向上のためのスポーツの撮影

結婚式や学校行事などの特別なイベントでドローンを用いると、さまざまなシチュエーションに対応した独自性のある素敵な写真や動画を撮ることができます。

また、近年では、ドローンで撮影した写真や動画をTwitterやInstagramなどのSNSに投稿する方が増えています。
カメラでは不可能な角度や高さでも、ドローン撮影であれば、ひと味違う完成度の高い作品ができあがるでしょう。

さらに、ドローンはスポーツの場においても活用されています。
サッカーやラグビー、アメリカンフットボールをはじめとするフィールド競技では、ドローンを用いて上空から競技を撮影することで、全体の動きを確認することができます。
ドローンで撮影した映像を通じて、選手が自身の動きとボールの動きを客観的に確認することで、技術向上に役立てることができるのです。

【関連記事】
ドローンで撮影する際の準備ときれいな映像を撮るコツ

ドローン撮影をプロに依頼するメリット

ドローン撮影は個人でも行えますが、プロに依頼すると、よりクオリティの高い作品の撮影が可能です。
ここでは、ドローン撮影を業者に依頼した際の5つのメリットを紹介します。

メリット①ハイクオリティな写真や映像を撮影できる

ドローン撮影のプロは普段からドローン撮影を行っているので、ほとんどのスタッフが経験豊富で優れたスキルを持っています。
動画や写真の使用目的や希望を伝えていただければ、最適な撮影をご提案したうえで実行可能であるため、事前に作品のイメージを考えておくとよいでしょう。

なお、私たちY’s Airはドローン撮影を担当する2名とも現役のフォトグラファーであり、写真撮影のプロの観点からもご提案をさせていただいております。
たとえば、ドローン撮影の際の画角を考える際も、最適な構図を考案したうえでのディレクションが可能です。

メリット②事故やトラブルが発生するリスクを回避できる

操縦のスキルが不足している状態で、危険な場所や狭い場所で撮影すると、ドローンの故障や不具合などのトラブルが起きる可能性があります。

しかし、毎年500時間以上ドローン撮影を行なっている私たちY’s Air含め、プロのドローンパイロットは豊富な経験に基づき、どんなトラブルがあっても冷静に対応し、事故無く撮影を進めることが可能です。
また、弊社はどの撮影でもドローンパイロットと補助者で撮影して安全性を担保いたします。

メリット③保険に入る必要がない

ドローンを個人で操縦する際は、事故が起きてしまうリスクを考えて、保険に加入するのがおすすめです。
ほとんどのドローン撮影業者は対人、対物の保険に入っておりますが、撮影依頼する前に事前に確認しておくと安心です。
もちろん弊社では対人、対物それぞれ5億円の保険に入っております。

ドローン撮影で起きる事故の例として、車や建物に衝突して破壊させるケースや、人に接触してけがをさせてしまうケースが挙げられます。
そのような重大事故が起きたときのために、保険に加入しておくことが大切です。

ドローンの操縦に必要な保険は、ドローン本体が故障したときの「機体保険」と、対人や対物に損害を与えてしまったときの「賠償責任保険」の2種類があります。
保険料は、加入する保険の補償内容によって異なります。

業者に撮影を委託する際は、2種類の保険の手続きに時間やお金をかける必要がない点が便利です。
しかし、業者が保険に加入していない場合は、個人で保険へ加入する必要があるので、見積もりを依頼するときに確認してください。

メリット④飛行許可を取る必要がない

ドローンで空撮するとき、許可が必要になるケースがあることをご存じでしょうか。

撮影する行為に対する許可は場合によりますが、ドローンを含む無人航空機を飛行させられる場所や飛行方法を規制するルールは「航空法」で定められています。
規制の対象となる場合は、国土交通省や地方航空局へ申請し、許可が必要です。

ドローンの飛行許可を国土交通省から得るには、多くの書類を作成しなければなりません。
ドローン撮影を含む申請を外注すれば、個人での手続きは必要ないことがほとんどですので、手続きが面倒だと感じる方は検討してみてください。

また、令和4年6月20日から、重量100グラム以上の機体が無人航空機の扱いに変わり、航空法の規制対象になりました。
100グラム未満の重量の機体でも、空港周辺や高度な場所で飛行させることは航空法の規制の対象となり、許可が必要となる可能性があるので注意が必要です。

参照元:国土交通省「飛行ルール(航空法第11章)の対象となる機体」

メリット⑤ドローン撮影の費用が抑えられる

ドローンでハイクオリティな映像を撮るには、高性能な機体を準備する必要があり、費用も嵩みがちです。
しかし、ドローン撮影を外注すれば、個人で機体を準備する必要がありません。

ドローン本体の価格の相場は、安価な機体で5万円程度、高価な機体は30万円以上です。
基本的に本体価格が高いほどカメラの性能が高く、機体の飛行可能時間なども優れた高性能な機体になります。
また、安価な機体だと風に弱い、安定性に欠けるなどの理由からドローン自体の操作が難しく、撮影も困難になるでしょう。

ドローン撮影を業者に委託した場合は、総合的にみて個人で撮影するよりも安価な費用で、高度な撮影が可能です。
【関連記事】
空撮用ドローンを購入する際の選び方を徹底解説

プロに依頼した際のドローン撮影の費用の相場

プロにドローン撮影を依頼すると、業者によって料金が異なります。
ここでは、ドローン撮影を業者に委託したときの費用の相場を解説します。

静止画の撮影

静止画を撮る場合の費用の相場は、5万円~です。

業者によって異なりますが、静止画であれば、写真向けの小さいドローンで撮影するケースもあり、動画撮影よりも安い費用で依頼できる場合があります。
なお、弊社はどの撮影でもドローンパイロットと補助者で撮影して安全性を担保します。

動画の撮影

動画を撮る際の費用の相場は、15万〜です。

動画の撮影では、ドローンのパイロットとは別に、撮影をサポートする別のスタッフが随伴する場合も多く、そのぶん出張費が加わります。
また、特殊で高画質な映像を求めると、大型で高機能であるドローンを用いる必要があり、さらに高い費用がかかります。

土地の測量

土地の測量を目的に業者にドローン撮影を委託すると、費用の相場は15万円以上が目安です。
測量する土地の面積や必要なドローンの機能などが異なるため、最大料金の相場はありません。

広い土地やレーザー光線を用いる測量には、より高機能なドローンが必要となり、高額な費用がかかります。
測量したい土地の状況で大きく費用が異なるため、業者と打ち合わせを重ねて、正式な金額を聞くことが大切です。

ドローン撮影の見積もりを依頼する際に確認しておきたいポイント

プロによるドローン撮影では、基本料金のほかにも、最低限必要なオプションの費用が加わる場合があります。
ここでは、ドローン撮影の見積もりを依頼するときに、確認しておきたいポイントを6つご紹介します。

ポイント①飛行許可の申請手続きにかかる費用

航空法で飛行に許可が必要なエリアでドローンを飛ばすとき、飛行許可の申請にかかる費用は依頼者の負担です。
依頼する業者によっては、申請に必要な費用が基本料金に含まれているケースもあるので、事前に撮影料金の内訳を確認しましょう。

また、国土交通省への事前申請には「全国包括許可承認申請」という方法があります。
この方法は「包括申請」とよばれ、同一の申請者が一定期間に繰り返しドローンを飛行するときや、複数の場所でドローンを飛行するときに適用することができます。

依頼する業者が包括申請の許可を得ている場合は、個別に申請する必要はありません。

ポイント②保険料

飛行中のドローンが墜落すると、対人事故や対物事故などの重大な事故が起きる可能性があります。
プロにドローン撮影を申し込む際は、依頼する業者が保険に加入しているのか、加入している保険の補償はどのような内容なのかを確認しましょう。

依頼する業者が加入している保険の補償内容が不十分であると感じるときは、個人で保険への追加加入を検討してみてください。
また、業者が保険に入っていない場合は、個人での保険の加入が必要です。

業者が保険に加入しており、保険の補償内容が十分である場合は、個人で保険に加入する必要がありません。

ポイント③ロケハン費用

ドローン撮影では、希望すれば撮影予定日より前に「ロケハン」を依頼することができます。
ロケハンとは、事前にドローン撮影の現場を下見することです。

ロケハンにかかる費用は、撮影場所や、ドローンのフライトの有無によって変わります。
前日までにロケハンを依頼しておけば、撮影場所の特徴を把握した状態で当日の撮影に臨むことができるため、撮影をスムーズに進行できます。

なお、Y’sAirのロケハン費用につきましてはこちらのページをご覧ください。

ポイント④交通費や宿泊費

撮影地まで車で移動した場合は、ガソリン代や高速道路料金などの交通費は依頼者が負担します。
また、遠方での撮影では、宿泊費も別途にかかるケースもあります。

ドローン撮影に必要な、スタッフの人数の多さにともなって費用も高くなるので、見積もりを依頼する際に確認しましょう。

ポイント⑤撮影時間

ドローン撮影では、撮影時間が費用に大きく影響します。
希望した映像が撮れなかった場合は、撮影時間の延長が必要です。

また、満足できる撮影が行えず、再度撮影を依頼して追加料金が発生するケースも考えられます。
撮影する映像の目的や用途を事前に業者に伝えておくと、希望した映像が撮れず追加料金が発生するトラブルを防げます。

ポイント⑥悪天候時の延期やキャンセル料

ドローン撮影はほとんどが屋外で行われ、風のない天気のよい日であることが必須条件です。
そのため、悪天候であれば撮影できないケースもあります。

別日への変更は可能なのか、何日前であればキャンセル料が発生しないかなどのルールは、業者により異なるので、見積もりを依頼する際に必ず確認しておきたいところです。

ドローン撮影をプロに依頼する際は、費用と見積もり内容を確認しましょう

ドローンの撮影では、手持ちのカメラでは困難な場所や角度での撮影が可能です。
高いスキルを持ったプロにドローン撮影を外注すれば、ハイクオリティな映像でCMや映画を彩ることができます。

また、業者にドローン撮影を委託する際には、費用の相場や追加費用の有無を知ることが大切です。
見積もりを依頼するときは、撮影時間やフライト数、悪天候によりキャンセルする場合のルールなどを確認しておきましょう。

Y’s Airでは、ドローンでの空撮や測量などのサービスを展開しています。
即日の見積もりを無料で行っているので、プロにドローン撮影の依頼を検討している企業のご担当者様や、ドローンによるCM撮影・映画撮影をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

bottom of page
ツールバーへスキップ ログアウト